有名な通りの一つである本多横丁、神楽坂のシンボルである毘沙門天にほど近く、ルグドゥノム・ブション・リヨネは神楽坂の入り組んだ小道に店を構えることを決めました。自身の生まれた地のイメージを忠実に再現したいとクリストフ・ポコがまっさきに向かったのはもちろんリヨン。細部にまでこだわった内装選びが始まりました。1900年代の螺旋階段、伝統的な木製の錫トップのカウンター、エミール・ガレのアール・デコのライト、樫の木のテーブル。リヨンの風景の写真やポスター、数々の小さな装飾品、壁を飾る19世紀のリヨン陶器のアンティーク皿は代々受け継がれたもの。フランスらしいテーブルセッティングは選び抜いた麻のナプキンとクロス、食器、カトラリー、グラスで仕上げられています。リヨンのブションに伝えられている温もりはそのままに、エレガントさを調和させた新しいブションの世界へようこそ!
ルグドゥノム ローヌ川とソーヌ川の河岸に位置し、2つの小高い丘(フルヴィエール丘とクロワ・ルス丘)に囲まれたルグドゥノムはローマ人の都市でした。(「ルグ」は太陽神、「ドゥヌム」は小高い丘を意味します。)この「ルグドゥノム」が「ルグドン」、「ルオン」と次第に変化し、現在の「リヨン」という地名になりました。
ブション ブションとは温もりのある雰囲気の中、リヨンの名物料理とポ リヨネでワインを楽しむレストランの総称です。現在でもリヨンでは朝早くから、マショネ(リヨン式のボリュームのある軽食)や簡単な食事を提供する店もあります。かつてのカニュ(絹職人たち)にそうしていたように。「ブション」という言葉はかつての宿屋(料理を提供する)の主人たちの習慣から生まれました。 彼らは小枝の束を看板代りに店先に掛けていました。またリヨン語で「ブシュ」とは小枝の束を意味します。
リヨンの歴史地区は世界遺産に指定されています。旧市街、フルヴィエール丘、クロワ・ルス丘、ペラーシュ地区からテロー地区のあるプレスキル(小島)。
リヨンは絹織物の中心都市でもあります。絹、そして絹織物の歴史はリヨンの歴史と切り離すことはできません。
ギニョルとリヨンには共有の長い歴史があり、2008年に200年祭が行われました。かつての作者ローラン・ミュルゲは元々絹織物の商人であり、顧客を惹きつけるために人形芝居をしたのが始まりと言われています。
リヨンと映画 / 有名なルミエール兄弟はフランスを代表するエンジニアであり、映画史と写真史の主要な役割を果たしました。リヨンでは、数々のイベントやフェスティバルを行い、現在も映画文化が続いています。
リヨンと光の祭典 / 毎年12月8日、リヨンの人々はろうそくの灯を家々の窓にともします。建物や道路など、街じゅうがライトアップされ、ヨーロッパで唯一、400万人以上の人々が集まる幻想的なイベントです。
だまし絵!!大壁画はリヨンの代名詞の一つになりました。20年以上前から、シテクレアシオンのアーティストたちは様々な色で街を飾ります。青空の下の巨大なギャラリーへようこそ!
今、リヨンのほんの一部分が神楽坂に生まれました。リヨンの新しい発見とともに、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。